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本やライブや趣味の話をつらつらと・・・。
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私がずーっと柴田さんの本を会社の昼休みで読んでるので、周囲の人から「何読んでるの?」とよく聞かれるようになりました。ずっとキャンクラしてた人間が突然本を読み出したから不思議なのかしら。
うちの職場、読書家が結構いて、読んでるものはそれぞれ違うようですが結構貸し借りが流行ってる。
んだけど、今のところ貸出はしてません(笑)人を選ぶかなと思って(^^;
隣の貴腐人は読んでくださると思うんだけど。

そんなわけで「この小説はすごかった!」という、おすすめ小説トークを後ろのおねぇさんとした結果、東野圭吾の「変身」が衝撃的だったのと、「どちらかが彼女を殺した」の犯人がわからなかった。
と言うので、読みたくなって本屋さんへ。<単純

見つからなかった(笑)ジュンク堂2店舗とか回ったのになかった。
結局駅にある小さい本屋さんで見つけたんだけど、その時に上の「公式ガイド」を一緒に見つけたんですよ。

わたし、小説を読むのが苦手なんです(笑)正直、トリックとかおもしろいところを誰かがかいつまんで解説してくれたらそれで満足。どちらかというと、そう言うトリックを考える人の思考とか人となりが気になる。
人と接したりするときに、何を観察して人間性とトリックとその心理を考えるのかなーとか。

で、この公式ガイド、東野さんがそれぞれの解説をつけてくれてるので、それを読んで面白そうだと思ったものを読もうかと。
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聖なる黒夜 読みおわった。
で、今ricoシリーズを読んでる。のだけど。。うーん、確かに多くの方がいうように、

主人公気に入らねぇ(笑)

というか、気に入る気に入らないまでいかない。
「腑に落ちない」というか矛盾を感じる。キャラとしてちょっと成立してない気がする。
私は魅力的であえれば主人公は男でも女でも読むけど、この主人公にものすごく矛盾を感じる。
未婚ならビッチだろうがバイであろうが、自分で自覚して責任もって割り切ってりゃそれでいいと思う。
でも、子供が出来ても同じところに違和感がある。

正義を振りかざして、旦那(になるだろう男)もできて、幸せ家族を夢見てる割には、そこに誠実さが感じられない。子供がいないのでわからんけども、子供に対して誠実であろうと母ならおもうんじゃなかろうかと。成り行き上でもほかの男と寝たあとに子供を前にして罪悪感微塵もなし、とはならんように思う。
そこを潔く割り切ったのであれば、その描写は必要だと思う。
というか、そのあたりが書かれていれば少なくともこの主人公、ここまで嫌われなかったんじゃね?って思うんだけど(笑)

キャラとそのつながりをベースで考えると、麻生と練の関係性は最初から作ってなかったらシリーズ2であの話にならない。それに対してRIKOの周りの関係性は彼女を中心にしているだけでほかの人物との関連性は薄いし事件に対して絡ませてるだけ。でもって、誰も彼女に本気で惚れないんだよね。

「聖なる黒夜」の方が、緑子より遥かに感情面の描写がくわしいくて読みやすい。
緑子の感情面が薄いというか、作者が具体的なキャラ設定を作り上げれていないような気がする。
なので読んでて、話や事件解決にいいように使われてる感が否めない。
及川も田村も明確なキャラ設定が出来てるあたり、やっぱり緑子は薄いんじゃないかなー。

「聖なる黒夜」を書くにはBL枠でもなければ、あの当時ではちょっと難しい。
RIKOの「未婚の母」であったり「男社会で生きていく図」を題材に入口を作ってなおかつ、シリーズ2に麻生と練が出てるあたり、もとから4部作構成にしか思えなかった。
題材がジェンダーだったり男性のレイプだったりするあたりも下地作りな気がする。

「聖なる黒夜」はすごく完成度が高い。ずっと温めてた感がみえるんだけど(^^;
冤罪というテーマに対して、復讐以外に恋愛感情が絡むあたりが面白いし。

これ、男女じゃ成り立たんよね。女は多分惚れてたとしても、陥れた相手に恋愛感情は持ち続けない。
そして割り切りも早いので過去との踏ん切りもついてるから、再開しても復讐心は蘇っても好きにならないんじゃないかな。仮に好きだったら責任とって結婚の選択肢がなくもないし。

個人的には、及川と恋愛関係はなくても良かった気がする。お前もか!って突っ込んじゃった。
でもって練が麻生に惚れてるからこその話だけど、それだけの魅力がないと麻生も惚れないわけで。

練のキャラ設定は絶妙。末っ子気質が良くも悪くもいい味をだしてる。
及川とか誠一タイプは嗜虐心がそそられるし、麻生はあんなわかりやすい拗ね方されてそれを可愛いと思ったら最後、見捨てられんだろうし。だけど拾いもしない。
麻生自身、手に余るから飼い慣らせないんだね。時々なつくから可愛がれるだけで。

本人の残虐性は多分もともとあって、表に出なかっただけ、という気がする。因みに、パクられなければ地味な研究者だったんじゃないかな。パソコンさえあれば幸せ的なオタク。あのお父様とお兄様がいたんじゃ、帝王気質は出せなさそうだし。
せいぜい付き合った相手とか2丁目ぐらいでしか発揮されなかった気がする。

麻生の設定も素敵。「この甲斐性なし!」と罵りたい(笑)
ただ、少なくとも彼はその「残念な男」的なところが味であって人間らしさなんだけど、自分がどんなひどい人間かわかってないのもいい。
おかげで振り回されてる練は、イライラしつつも惚れた弱みで一人で深みにはまってて面白いです。
及川も一緒。で、玲子は潔い女子なので見切りをつけて出て行っちゃた(笑)
なんか男たらしだなー、麻生(笑)

面白いBLないかな、と思って探していたらプレビューでおすすめされていて読んだもの。
BLの部類ではないですが、面白かったです。個人的にはBLにしか見えませんでしたが(笑)
長いだけにややこしいというか、過去の回想を思い出すのにちょっと大変でした(笑)

シリーズもの?のようで登場人物はほか作品でも出ているようです。
魅力なのは 麻生と練 の会話。
この二人を恋愛関係に持っていくのはなかなか面白かったです(笑)
普通ならないもの。冤罪で逮捕した刑事とそれによって狂わされてヤクザの男妾なんて。
BL的にヤクザとデカはよくできてるけど、普通この設定だと怨恨しかないものね。
どこかで読んだところ、この話は推理小説ではなく恋愛小説のつもりでかいてらっしゃったそうですが。

及川と麻生さんの会話もなかなか。暴君及川、口は悪いけどギリギリ悪人でもないあたりが好きです。絡まれるとものすごくめんどくさそうですけど、基本的に麻生以外にはタチの悪いからみ方はしないでしょうし(笑)そのへんも面白かったです。

もともと小説や本を読むこと自体は、実はさほど好きでもないのではまらないかなぁと思ったんだけど。
長い割にはすごく読みやすかったです。キャラがしっかりしてるのと会話で話が進むからでしょうかね。

どうせ読むなら面白い描写や表現が欲しい。逆に面白ければなんでもいいので、恋愛小説でもただの日常ドタバタでもミステリーでもBLでも気に入れば読みます。表現とか描写が上手ければストーリーがあんまりなくてもいい(笑)
この話は個人的にツボにはまるほどの表現はあまりなかったのだけど、キャラがどれも魅力的なので読み応えはありました。

推理小説だからかもしれませんが、あまりキャラの思考について書かれないので、会話から推測するといういみでキャラの人物像を読み手が想像できる余地があるのが味だと思います。

でも同じ話を漫画でうまくまとめられてるなら漫画でもいい(笑)
この話を漫画にするならヨネダコウさんで読みたいなぁ。

聖なる黒夜 

・赤ずきん 
「トワイライト」の監督と同じらしい。映像が超綺麗+*内容はまぁ耽美的ホラーサスペンスかなー?あかずきん役の女の子がほんとに綺麗で私好みです(笑)ラストが違うようなので又別のときに見てみます。 

・魔法使いの弟子 
ニコラス・ケイジってヅラかぶっても男前にはならないねー。主人公の男の子も普通だったので内容はディズニーって感じで面白かったんだけど目の保養がほしかった(笑) 

・八日目の蝉 
オススメされてたんですが漸くみました。めっちゃ複雑・・・。 
不倫相手の子供を誘拐して実のことして育てる、子供が4歳のときに逮捕されもとの家族の下に戻るも子供にはそれが元の家族だとわからない。そして大きくなった娘は不倫相手の子供を身ごもる。という話。 

検索すると、この著者は「母性とは何か」を描くためにこういった題材を選ばれたようです。 
虐待されていれば、実の父母の元に戻ったことが幸せだったと思えたかもしれない。子供が純粋無垢に誘拐した不倫相手を「おかあさん」と呼び、思い出を笑顔でされたら実の母としてはやりきれないですね。 

自分が原因であることがわかっていて知らぬ顔で過ごす父親、浮気され子供まで誘拐され、戻ってきた子供は浮気相手を母親だと思って懐かない。幸せな家族生活を送るべく娘が戻ってきたのに、全てが手遅れ。育った子供は一番楽しかった思い出を封印して何とかコレが本当の家族だと思いながら冷静に淡々と生活する。 
希和子にそのつもりはなかったようですが、一番恐ろしい復讐をしたような気がします。子供を殺したり虐待する以上に怖いなと思いました。 

・阪急電車 
中谷美紀が見たいがためにみました(笑)ちょうどこの小説を読んだときに私が好きだった人が結婚したんですよね。コレを読んでなんだかよくわからないわだかまりをどうにかさせた覚えがある。
美人大好きv後は高校生のあほな彼氏。いい彼氏だね。小説のほうが裏事情が書かれていて面白いです。久々に読み直そうかと思った。
関西弁についてはなんともいえません(笑) 
なんかおもむろに映画が見たくなって母に迎えついでにゲオに寄ってもらって7枚ほどレンタル。 

ランゴ 
ハッピーフィート2 
三銃士 
ソーシャルネットワーク 
シャンハイ 
GAGAのドキュメンタリー?的なもの。 

・ランゴ 
ジョニデの吹き替えが聴きたくて。動きもジョニデがやってたんだよね。面白かったです。すげぇいいとはいわない(笑)ただ個人的には最後のエンディングの映像と曲がよかった。 

・ハッピーフィート2 
正直1が見たかった。2も悪くは無いけど。子供が歌がめちゃくちゃうまくてびっくりしたのと、しょっぼいエビの声がブラピだったことにびっくりした(笑) 

・三銃士 
ミラが出来る美人さんでステキでした+*不二子ちゃんなかんじ。オーランドよりも若い剣士がかわいかったなー+*男前が多くて目の保養。話の内容も映像もBGMもパイレーツって感じ。 

・ソーシャルネットワーク 
正直疲れた(笑)この主人公マークは社会性というか、世渡りは下手。そのかわり嘘はつかない。自分の考えにとても正直。そこに友達や周りへの思いやりや配慮も無い代わりに相手の裏表や性格の良し悪しも判断がつかない。多分、彼はアスペルガー症候群じゃないかなー。社会性が著しく欠けてるひとをいうんだけど。常人には持ち得ないような特化した能力を持ってることも多い。(アインシュタインとか)コミュニケーション能力が低く言葉の裏を読んだりするのが苦手。お世辞や社交辞令が通じない。ただし、興味のあることをさせるとすばらしい能力を発揮するようなひと。
わりと当てはまってるんじゃないかなーって思いました。 


・シャンハイ 
ニホンジンコワーイ。というイメージを植えつけるには十分な映画でした。渡辺謙がなかなかに悪役。ストーリーは結局何が言いたかったん?という感じだった。 

後見るのは「赤ずきん」と「エマニエル夫人」(笑)しかもブルーレイ。PCじゃみれん。 
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