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面白いBLないかな、と思って探していたらプレビューでおすすめされていて読んだもの。
BLの部類ではないですが、面白かったです。個人的にはBLにしか見えませんでしたが(笑)
長いだけにややこしいというか、過去の回想を思い出すのにちょっと大変でした(笑)
シリーズもの?のようで登場人物はほか作品でも出ているようです。
魅力なのは 麻生と練 の会話。
この二人を恋愛関係に持っていくのはなかなか面白かったです(笑)
普通ならないもの。冤罪で逮捕した刑事とそれによって狂わされてヤクザの男妾なんて。
BL的にヤクザとデカはよくできてるけど、普通この設定だと怨恨しかないものね。
どこかで読んだところ、この話は推理小説ではなく恋愛小説のつもりでかいてらっしゃったそうですが。
及川と麻生さんの会話もなかなか。暴君及川、口は悪いけどギリギリ悪人でもないあたりが好きです。絡まれるとものすごくめんどくさそうですけど、基本的に麻生以外にはタチの悪いからみ方はしないでしょうし(笑)そのへんも面白かったです。
もともと小説や本を読むこと自体は、実はさほど好きでもないのではまらないかなぁと思ったんだけど。
長い割にはすごく読みやすかったです。キャラがしっかりしてるのと会話で話が進むからでしょうかね。
どうせ読むなら面白い描写や表現が欲しい。逆に面白ければなんでもいいので、恋愛小説でもただの日常ドタバタでもミステリーでもBLでも気に入れば読みます。表現とか描写が上手ければストーリーがあんまりなくてもいい(笑)
この話は個人的にツボにはまるほどの表現はあまりなかったのだけど、キャラがどれも魅力的なので読み応えはありました。
推理小説だからかもしれませんが、あまりキャラの思考について書かれないので、会話から推測するといういみでキャラの人物像を読み手が想像できる余地があるのが味だと思います。
でも同じ話を漫画でうまくまとめられてるなら漫画でもいい(笑)
この話を漫画にするならヨネダコウさんで読みたいなぁ。
聖なる黒夜